お肌の悩みに役立つビタミンラボ

夏肌の落とし穴。表面はベトベト、中はカサカサ!?

“インナードライ”にご用心!

秋になると肌が一気に乾いてシワっぽくなる、と感じる人は多いはず。
その原因のひとつ、夏にありがちな勘違いスキンケアを検証します。

肌の潤いはどこから生まれる?

なぜ肌内部が乾くのかを説明する前に、まず肌が潤う仕組みを説明しましょう。

皮膚に潤いの素となる水分を届けているのは、真皮層を走る毛細血管です。血液とともに皮膚へ届けられた水分は、真皮、表皮を通って皮膚表面の角層から蒸発します。このとき角層に存在するセラミドや脂質などの天然保湿因子(NMF)がしっかりしていれば、角層に水分が長く留まって肌が潤うのです。

もちろん角層表面を覆う皮脂膜にも保水力がありますが、角層には及びません。

“インナードライ”のメカニズム

ところが、夏になると空調などによって意外と体が冷え、血流が滞りがちになります。
すると毛細血管から十分な水分が届かなくなり、肌が乾いてしまいます。

また、汗や皮脂で表面がベタつくため、肌が潤っていると勘違いして保湿を怠る人も多いようです。
その場合は角層のNMFが損なわれ、肌が乾くのです。

このように、肌表面が皮脂でベタつくのに内部が乾燥する現象を“インナードライ”といいます。
“インナードライ”は、放っておくと小ジワなど肌老化の原因になる恐れがあります。

インナードライ肌におすすめのスキンケア
ローションパックがおすすめ

ローションパックには、角質層を水分で満たし、水分蒸散を抑える効果が。NMFがきちんと維持できている状態だと、水分量やバリア機能がアップし、ターンオーバーも正常に整います。それによりくすみや小じわなどの乾燥による肌悩みが改善されていきます。ローションパックは5分程度がおすすめです。