


どうしてオイリースキンでもうるおいがないの?

なぜ、ニキビをつぶしてはいけないのか

顔や背中にプツプツと気になる存在…白く小さなものから、大きく腫れてしまったタイプまで
いろいろな症状で悩ませるニキビ。程度の違いはあれど、立派な疾患です。
オンラインショップに寄せられるご相談で「ニキビに悩んでいるが、どの商品を使えば良いのか?」といった
ものがあります。
中でも症状がひどく、長年悩んでいるようなニキビ肌の方へは大変申し訳ありませんが
スキンケアアイテムのご使用は控えるようにアドバイスさせていただいてます。
ニキビの原因も様々で、その要因を突き止めるのは皮膚科専門医でなければ難しいところなのです。
ニキビは冬でも夏でも、女性なら生理が始まる中学生のころから20代、30代、40代、まれに50代といった非常に広汎な年齢の女性や男性に生じます。
ひとことでニキビといっても繰り返しや重症になると、鏡をみるのも憂鬱になるのではないでしょうか?
そんなとき、日頃のスキンケアや生活習慣の見直しはもちろんですがまずは皮膚科を受診してみてください。
たかがニキビで、こんな些細なことで、と思われるかもしれませんが、ニキビの原因はとにかく複雑。
外的要素だけではなく、内臓疾患やストレスなど目に見えないところが起因している可能性があるからです。
手軽に購入できる市販薬で治る場合もありますが、根本的な治療をするには皮膚科医の専門的な知識が重要です。
小さくできたニキビ一つでも、肌にとっては立派な疾患である自覚をもつことが大事です。
皮膚科医が監修、共同開発をしたドクターズコスメも、医院で処方した治療薬と全く同じではありません。
ドクターズコスメを使えばニキビで荒れた肌が「治療」できて「治癒」する、と勘違いされるかたもいらっしゃいますが
化粧品はあくまでも化粧品。
化粧品の役割は、お肌を整えること・肌荒れを防ぐことを得意としていますが、治療をするために塗布するものとは違います。
ニキビを治すには、専門医のアドバイスやきちんと自分用にカスタマイズされた治療薬が最適なのです。
その上で、ニキビなどの疾患を治療したあとに「お肌を健やかに整えるため」正しいスキンケアを行ってください。
化粧品がいま手元にある方は、ぜひ外箱の注意書きに着目してみてください。
<化粧品で主に使われる薬事法に基づいた注記>
○お肌に異常が生じていないかよく注意してご使用ください。
○傷、はれもの、湿疹、かぶれなどお肌に異常のある場合は使用しないでください。
○使用中、使用後にお肌に異常があらわれたときは直ちに使用を中止してください。
そのまま使い続けますと、症状が悪化する場合がありますので、皮膚科専門医等にご相談ください。
「化粧品の役割」「治療薬の役割」をきちんと理解した上でセレクトし、健やかな肌を保てるようにお過ごしください。
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