ビタミンの力で、肌と心をポジティブに

レチノールは朝使っても大丈夫?

「レチノールは夜しか使えない」と思っていませんか?

確かに、レチノールには紫外線に弱いという特性があるため、朝の使用を避けるようにとよく言われることがありますが、実はすべてのレチノール製品が朝にNGというわけではありません

製品に使われている「レチノールの種類」によっては、朝の使用も問題なく、むしろ肌のために有効なこともあるのです。
今回は、レチノールについて詳しく解説します。

レチノールの種類とその違い

レチノールと一口にいっても、実際には複数の種類が存在します。

パルミチン酸レチノールなどのレチノール誘導体や、
レチノール、レチナール、レチノイン酸に分類されます。
これらは、下記の図のように、右に行くにつれて効果が強くなりますが、その分刺激も強く、使い方に注意が必要です。

肌がもともと持っている「パルミチン酸レチノール」

人間の肌に存在するレチノールの約90%以上は「パルミチン酸レチノール」の形で保存されています。

これは、肌が紫外線などの外的刺激から自らを守るために必要な成分として、自然に備わっているものです。
そのため、「パルミチン酸レチノール」は肌との親和性が高く、日中に使ってもトラブルが起きにくいのが特徴です。

 

まとめ:朝でも使える「パルミチン酸レチノール」

レチノールはその種類によって、朝でも安心して使えるものがあります。
特に「パルミチン酸レチノール」配合の化粧品は、紫外線の影響を受けにくいため朝にも使いやすいレチノールです。

ただ、エイジングケアの観点から日焼け止めを併用していただくのがおすすめです。

正しい知識と使い方で、
レチノールの美肌効果を朝のスキンケアにもぜひ取り入れてください!