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年齢とともに感じる肌や体の変化。
そのカギを握る成分として、いま「NMN」が注目を集めています。
今回は、美容と健康において注目を集めている「NMN」について詳しく解説します!
近年、「若返り」や「アンチエイジング」など、「老化」にアプローチする成分として注目されている「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」。
このNMNは、ビタミンB3の一種であるナイアシンアミドから作られる、もともと体内に存在している物質です。
NMNの最大の特徴は、細胞内で起こる代謝の過程や反応に必要不可欠な補酵素「NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」の前駆体であること。
NAD+は、若返り遺伝子であるサーチュイン遺伝子や、DNA修復酵素であるPARPが働くためになくてはならないものです。
しかし、NAD+濃度は加齢とともに急激に低下し、50歳から70歳では生まれた時の約8分の1に低下します。
NAD+の減少は老化と深く関わっており、NAD+が減ることで、体の代謝が落ち、疲れやすくなったり、肌のハリや明るさが失われたりと、様々な老化現象が発生します。
・最近太りやすくなってきた
・昔と同じような化粧品を使っても肌実感を感じにくくなってきた
・ターンオーバーが遅いと感じる
これらが起こるのはすべて「エネルギー代謝が遅くなる」から。
すなわち、NAD+の減少により、効率よくエネルギーが作られなくなってしまったということです。
反対に、NAD+の減少を防止出来れば、効率よくエネルギーが作られ、老化を防ぐことができると言えます。
しかしNAD+を直接体内に摂取することは難しいので、NAD+の基であるNMNが注目されているのです。
前述の通り、NAD+の前駆体であるNMNを補うことで、NAD+の量が増加し、体内のエネルギー代謝が活性化します。
すると、ターンオーバーの正常化や肌再生が促されるとともに、サーチュイン遺伝子の活性化も期待され、細胞修復や抗酸化作用も高まります。
また冒頭でもお話しした通り、NMNはビタミンB3(ナイアシンアミド)由来の物質です。
そのためビタミンB3でも上記の活性化が期待できますが、ビタミンB3よりも変換が1段階少ないNMNのほうが、より効率よくNAD+を増加させアンチエイジング効果が期待できます。
効率よくNAD+を増加させ、アンチエイジング効果が期待できる「NMN」ですが、
実はそのままでは化粧品に配合しづらいという弱点があります。
そんなNMNの課題を解決するために開発されたのが「NMN誘導体」です!
NMN誘導体は低濃度でも伝達効率が良く、皮膚細胞などの組織内でNMNからNAD+への変換がスムーズに行われるので、効率よくアンチエイジング効果を発揮すると言われています。
数年前まで、「NMNは皮膚に浸透しないから、化粧品に配合しても意味がない」と言われていましたが、研究が進み「NMN誘導体」として配合することで課題を解決できるようになりました。
※Anti-Ageing Co.,ltdから引用
スキンケアの新常識として注目されている「NMN誘導体」。
従来のNMNでは難しかった“浸透性”と“安定性”をクリアし、肌の奥でエネルギー代謝を高めてくれる注目成分です。
NAD+の生成を効率よくサポートし、年齢肌にしっかりアプローチする「NMN誘導体」を配合した化粧品をぜひご活用ください!
▼更に詳しく知りたい方は:【コラム】友利 新先生が解説「NMNとは?」
https://doctork.jp/shop/pages/column-tomoriarata04